高校受験には「急がば回れ」の心構えが必要です

無学年方式と英語学習の関係

受験勉強は、ただひたすら進めればいいというわけではありません。学習塾によっては無学年方式を謳って、中学生に対して高校の学習内容を教えるコースがあります。一見素晴らしいことのように思えますが、実はこのカリュキュラムにはリスクも潜んでいるのです。英語学習で先の学年のことを学ぶこと自体は、何も悪いことではありません。特に4技能のなかのスピーキングやリスニングは、早くから慣れているほうが有利になるので、早ければ早いほど成果は出やすいです。しかし、気をつけなければならないのは、論理的思考が必要とされるリーディングやライティングです。思考力が身についていない中学生にとっては、暗記することはできても、論理的思考で考えなければいけないことはマスターできていない場合があります。

論理的思考を身につけることが大切

高校受験の入試問題はリーディングとライティングが大部分を占めています。中学生のうちに理解ではなく丸暗記に頼ってしまうと、自分ではできているつもりになってしまい、思考を止めてしまいがちです。そして、そういう学習方法では対応できない応用問題が多くなるにつれて、自信をなくして勉強嫌いになってしまうかもしれません。闇雲に先の知識を植えつけても、その知識はいずれ高校に入学すれば習うものなのです。早く知ることよりも、深く学習して本質をしっかりと理解することのほうがずっと大切なのです。学習塾を選ぶ際は、深い思考力を身につけることを重視して授業を進めているかどうかが、ひとつの判断基準になります。

学習塾とは、主に小学校や中学校に通う子どもたちを対象とした勉強を教える施設です。一般的には、「塾」と呼ばれることが多いです。